2016/09/13

9/17(土)東京/3・11甲状腺がん子ども基金 設立記念シンポジウム

(原発事故から5年半経ちました。甲状腺がんなど、子どもたちの健康影響についての関心は、月日を経るごとに薄れるどころか、募りつつある気がします。にもかかわらず、福島県民健康調査は縮小方向を打ち出し、福島県小児科医会もそのように要望をしています。実際に、甲状腺がんと診断されている子どもたちを支援しようと立ち上がった基金です。キッズスペースにボランティアスタッフもおりますし、ホワイエや親子室でモニターで見ることもできます。ぜひともお集まりください。 子ども全国ネット)

福島原発事故後、福島県では172人が甲状腺がんまたは疑いと診断され。131人が手術を受けました。リンパ節転移や遠隔転移、再発など、深刻な症例も報告されています。福島県外でも、自治体や民間の自主的な検診により、子どもたちの甲状腺がんが報告されています。 甲状腺がんと診断された子どもと家族は一生治療と向き合わなければなりません。その上地域社会では孤立を強いられ、たび重なる診察や通院費用などで経済的にも困窮している家庭もあります。  こうした中、民間からの寄付により、甲状腺がんの子ども等への支援および原発事故による健康被害状況の調査・把握を行うことを目的とし、「3・11甲状腺がん子ども基金」が設立されました。  チェルノブイリ原発事故後、甲状腺がんの子どもたちの治療にあたってきた、菅谷昭・松本市長(3・11甲状腺がん子ども基金 特別顧問)をお迎えし、設立記念シンポジウムを行います。ぜひご参加ください。

2016年9月17日(土)14:00〜16:30

北とぴあ つつじホール
(東京都北区王子1丁目11−1)

最寄駅:JR王子駅北口より徒歩2分、地下鉄南北線・王子駅5番出口直結、都電荒川線 王子駅前 徒歩 5分

内 容
基調講演 菅谷 昭さん(松本市長)
「チェルノブイリ30年、福島5年
      -原子力災害による健康影響と長期的課題ー」

「甲状腺がん子ども基金」設立について

パネルディスカッション「いま、求められていること」
パネリスト:崎山比早子さん/武藤類子さん/河合弘之さん(予定)
参加費 500円・申し込み不要





※「3・11甲状腺がん子ども基金」 フェイスブックページはこちら


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