2016/06/16

千葉市、指定廃棄物7.7トン分を再測定へ 今月中に結果公表

2016年6月16日 東京新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/list/201606/CK2016061602000195.html 

東京電力福島第一原発事故で発生した指定廃棄物について、千葉市は十五日、保管する七・七トン分の指定解除に向け、放射性物質の濃度の再測定を実施すると発表した。二十日に試料を採取し、今月中に結果を公表する。

市は環境省が四月に解除ルールを定めて以降、ほかの自治体に先駆けて省と協議入りしていた。濃度が指定基準の一キログラム当たり八〇〇〇ベクレルを下回った場合、通常のごみと同様の処分ができるようになる。市は解除された場合も当面、市内の清掃工場での保管を続ける。

採取や測定は、民間企業「東京パワーテクノロジー」(本社・東京都江東区)に約二十万円で依頼。費用は後日、東電に賠償請求する。 (内田淳二)

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