2016/03/27

福島/指定廃棄物の牧草...焼ける 「空間放射線量に大きな変化なし」

2016年3月27日 福島民友
http://www.minyu-net.com/news/news/FM20160327-061190.php

26日午前8時45分ごろ、二本松市の畑から出火、下草約10アールのほか、東京電力福島第1原発事故で発生した放射性物質を含む指定廃棄物の乾燥牧草約20立方メートルを焼いた。

環境省福島環境再生事務所によると、乾燥牧草の放射性物質濃度は1キロ当たり1万1800ベクレル。畑から約10キロ離れた油井小の放射線監視装置の値は、火災前の午前8時が毎時0.10マイクロシーベルト、乾燥牧草に延焼した後の午前9時が同0.11マイクロシーベルト、鎮火後の午前10時が同0.10マイクロシーベルトで、同事務所は空間放射線量に大きな変化はないとしている。

乾燥牧草は保管用の袋(フレコンバッグ)に入れられ、畑の一角で約36立方メートルが保管されていた。下草を焼却中の火が延焼したとみられる。同省は乾燥牧草の灰や焼けたフレコンバッグから牧草が飛び散らないよう、シートをかぶせるなどして対応した。

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