2015/09/01

まだ11万人避難 未来応援団生徒、被災地現状報告 /岐阜

2015年9月1日 毎日新聞
http://mainichi.jp/area/gifu/news/20150901ddlk21040168000c.html


視察した福島県の状況について全校生徒らに報告する井奈波知世さん
岐阜市鏡島精華の市立精華中で


















岐阜市立精華中(同市鏡島精華)で、この夏に実施された東日本大震災に関する「ふくしま未来応援団」事業に参加した井奈波知世(ちよ)さん(3年)の報告会があった。井奈波さんは全校生徒らを前に、被災地の現状や仮設住宅で暮らす人たちとの交流などについて報告した。

未来応援団は、福島県の地元紙、福島民報が震災からの復興を進める県内を視察してもらおうと全国の中学・高校生を招いた事業。視察は8月4日から6日まで行われた。

井奈波さんは「福島県では、少しずつ復興しているものの、いまだに約11万人の人たちが避難生活をしている。原発事故の影響で放射能の問題が解決していないことを実感した」などと報告した。

同校はこれまでに募金活動をはじめ、手作りぞうきんの寄贈や校内でパネル展を開くなど支援活動を続けている。【石塚誠】

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