2015/06/24

栃木/海の汚染考える 那須塩原で28日シンポ

 2015年6月24日 東京新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/20150624/CK2015062402000153.html

東京電力福島第一原発事故による海洋汚染への理解を深めようと、シンポジウム「海の放射能汚染と食生活 海の汚染の真実を知ることの大切さ」が28日、那須塩原市桜町のいきいきふれあいセンターで開かれる。入場無料。

原発事故では、大量の放射性物質が太平洋に放出されたとされており、発電所施設から流れ出る汚染水の問題は、現在も収束していない。政府は、国内で流通する水産物の安全性を強調しているが、今も30以上の国と地域で、魚介類を含む日本産食品が禁輸措置などの対象となっている。

今回の催しは、こうした現状を心配する子育て世帯らによる「那須塩原 放射能から子どもを守る会」が企画。福島県で放射能汚染の実態を調査してきた獨協医科大の木村真三准教授、海洋汚染の研究者で福島大環境放射能研究所の青山道夫教授、福島県の漁業者の立場から海の現状を伝える相馬双葉漁業協同組合の阿部庄一参事が講演する。

シンポジウムは午後1時開場、午後1時半開始で、申し込み不要。講師への質疑の時間も設ける。ボランティアによる託児サービスは1歳以上が対象で、25日までの予約制。託児の予約や問い合わせは、放射能から子どもを守る会副代表の森田省一さん=電090(1375)0361=へ。

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