2015/02/24

東京/福島第1原発事故 避難者調査 早大・辻内准教授ら、28日に公開研究会

 

毎日新聞 2015年02月24日 地方版

http://mainichi.jp/area/tokyo/news/20150224ddlk13040141000c.html


東京電力福島第1原発事故による避難者の調査を続けている辻内(つじうち)琢也・早稲田大学准教授(医療人類学)らが「早稲田大学災害復興医療人類学研究所」を設立し、28日に同大国際会議場(新宿区西早稲田)で第1回公開研究会を開く。


辻内准教授はこれまで、首都圏の支援団体などと共に避難者を対象にした大規模なアンケート調査を実施。将来の生活の見通しが立たず、加害者の責任があいまいなことから、事故の影響の長期化に伴い、避難者の精神的苦痛も深刻化している実態を明らかにした。


研究所には福島県の避難指示区域からの避難者や、首都圏で避難者支援に当たる弁護士らも招聘研究員として参加。当事者や支援者の立場から発信する。


3カ月に1回程度公開研究会を開き、調査結果を発表していく予定。28日の研究会は午後1時から。参加無料。問い合わせは早稲田大学研究室(shinsai-wima@waseda.jp)。

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