2015/02/28

長崎大が冊子第3弾 「放射線 放射性物質Q&A」


[福島民報のサイトにアーカイブがあります。http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/qanda/ たとえば、山菜については、「現在の放射性セシウムの基準値は、1年間ずっと食べ続けた場合の内部被ばく線量を基に算出された数値ですので、1回、あるいは1週間程度、基準値を超えた食品を摂取しても内部被ばく線量は極めて低く、健康に影響を与えるものではありません。」とあったり、甲状腺がんについても「乳頭がん」がゆっくりで心配ないという点のみ解説されていたり(実際、福島で見つかっているのは、肺などに浸潤していたりするというのに)。「安全」を謳う内容が多いこうした冊子が、2万部も印刷されて、市町村を通じて配布されるわけです。 子ども全国ネット]


2015/02/28 福島民報
https://www.minpo.jp/news/detail/2015022821255

長崎大は3月1日、福島民報で毎週日曜日に連載した「放射線 放射性物質Q&A」をまとめた冊子の第3弾を発行する。県放射線健康リスク管理アドバイザーで長崎大教授(原爆後障害医療研究所)の高村昇氏がQ&A回答者を務め、放射線や放射性物質と健康との関わりについて分かりやすく解説している。福島民報社の編集協力。東京電力福島第一原発事故発生以降、県内で放射線の健康影響に対する関心が高まっており、冊子を通じて正しい知識を広め、生活に役立ててもらう。

これまで平成24と25年連載記事をまとめた冊子を発行した。好評だったため、第3弾として企画した。放射線や放射性物質の基礎知識をはじめ、健康への影響、甲状腺がんの種類や特徴、チェルノブイリ原発事故に伴うがんの発生状況など、関心の高い項目を中心にQ&A形式で取り上げている。

原発事故発生後の23年12月から毎週、高村氏が「放射線 放射性物質Q&A」で放射性物質に関する質問に答えてきた。昨年10月に150回目を迎えたのを機に、いったん終了した。2万部発行する。今後、県を通じて全市町村に送られ、市町村単位で教育などに活用する。




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