2015/01/07

原発避難者、保育所充実など要望/山形

 吉村美栄子山形県知事は6日、福島第1原発事故のため福島県から山形市や鶴岡市などに移り住む避難者と山形市内で意見交換した。市川昭男山形市長も同席した。
 9人の避難者は「土日も子どもを預けられる保育所を充実してほしい」「借り上げ住宅の入居期間や高速道路の無料化、就学支援の延長をお願いしたい」「山形県内で甲状腺検査ができる病院を増やしてほしい」などと要望した。
 吉村知事は「避難生活が長くなるほど深刻な悩みも出てきている。福島県と連携しながら、避難者が安心して生活できるように丁寧に取り組んでいきたい」と述べた。
 福島県から山形県への避難者は昨年12月18日現在4104人。山形市が1476人で最も多い。

2015年01月07日水曜日
河北新報
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201501/20150107_51040.html

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